日本民间故事

发布时间:2015-10-30 21:23:35   来源:文档文库   
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日本民间故事被金钱迷惑的负心汉

むかしむかし、都のはずれに、たいそう貧乏 [びんぼう] な男が住んでいました。

很久很久以前,在都市边上住着个很穷很穷的男子。

ところがその男の知り合いが、とても出世([しゅっせ]して遠い国のお殿さま [おとのさま]になったのです。

可是,这个男子的朋友,却很成功得做了远方国家的老爷。

そこで男はそのお殿さまの家来 [けらい]として、ついて行くことになりました。「これでやっと、自分にも運がむいてきたぞ」と、喜んでみたものの、男には旅の支度をする金さえありません。

于是这个男子决定就做老爷的家丁跟着去。这样,总算自己也会有好运了。虽然很高兴得期待着,但是这个男子却连旅途的钱都没有。

それで男は長い間連れそった優しい女房 [にょうぼう]を捨てて、金持ちの家の新しい女をめとり、その女に金を出してもらうことにしたのです。

于是男子就抛弃长期以来都跟随左右的贤惠的老婆,娶了有钱人家的女子,让那个女子出钱。

ところが新しい女房はわがままで、男に不平ばかり言っています。

可是那新老婆却只会对男子发牢骚。

そのうちに男は、だんだん前の女房が恋しくなってきました。

渐渐的,男子开始怀念以前的妻子。

けれど金を出してもらった手前、新しい女房を追い出す訳にもいきません。

可是刚让新妻子出了钱,也不能驱赶她。

「今の女房とは、形だけの夫婦。ああっ、貧乏でもよいから、前の女房と暮らしたいのう」男は次第に、そう思うようになっていました。

现在的老婆只是形式上的妻子。啊,穷点也可以啊,好想和以前的妻子一起生活啊男子渐渐地这样想。

そのうち何年かたち、殿さまはまた京へ戻ることになったのです。

过了几年之后,老爷决定再次回京都。

「これで、あいつに会う事が出来る」男は京に着くと新しい女房を実家へ帰して、すぐに元の自分の家へ戻りました。

这样就能见到她了吧男子一到京都,就让新老婆回了老家,自己马上回了自己的老家。

ところが家についてみると、とても人が住んでいるとは思えないほどのひどい荒れようです。

可是,到家一看,却发现已经荒芜得不像人住的地方了。

「これが、わしの家だろうか?」と、男は門の前に立ちすくみました。

这是我的家吗?男子呆呆得站在门前。

「女房の奴、わしを恨んで出て行きおったに違いない。いや、悪いのはわしだ。女房をせめても、仕方ない」そう思いながらも中に入ってみると、いつもの場所に女房が座っているではありませんか。

这老婆,一定是恨我,所以走掉了吧。不,错的人是我。就算责怪她,也没有办法。一边这样想着,一边走到里面看,发现妻子依然坐在老地方。

「お前、待っていてくれたのか!」男は女房のそばへかけ寄り、しっかりと抱きしめました。

你,还在等我吗!男子飞奔到妻子身边,紧紧地拥住她。

「あなた、お帰りなさい」女房は文句一つ言わず、嬉しそうに男の顔を見ました。

亲爱的,你回来了妻子没有说一句怨言,高兴地看着男子的脸。

「許してくれ。わしが悪かった。わしの女房はお前だ。もう決して、離すまいぞ」

请你原谅我。是我错了。我的妻子就是你。再也不会离开你了。

二人は夜のふけるのも忘れて語りあい、明け方になって、やっと寝床に入ったのです。

两人聊着聊着都忘记了时间,直到第二天早上才入睡。

久しぶりのわが家に、男は安心してぐっすりと眠りました。

久违了的自己的家,男子安心得睡得很香。

それから、どのくらいすぎたでしょう。

之后,不知道过了多久。

男が目を覚ました頃には、もう日が差し込んでいました。「いやあ、よく眠った」と、女房を見て、男は、「あっ!」と、驚いて飛び起きました。

男子醒来的时候,太阳都已经下山了。呀,睡得好舒服啊男子看妻子时,的一声尖叫,跳了起来。

それもそのはず、なんとそこには、骨だけになった女房の死骸が横たわっているのです。

他这样也是合情合理的,因为躺在身边的是只剩下骨头了的妻子的尸体。

「これはいったい、どうしたことじゃ!?」男は寝まきのまま隣の家へ飛び込み、妻の事を尋ねました。

这到底是怎么回事!?男子穿着睡衣就跑到隔壁邻居家,询问了妻子的事情。

すると、隣の家の人が言いました。「ああ、その人なら去年亡くなられましたよ。何でも、ご主人が新しい奥方を連れて遠い国へ行ってしまったとかで、それはひどく悲しんでおられてのう。そのうち病に倒れられて、死んでしまわれたそうな。お葬式をする人とてなく、亡骸もそのままだというので、怖がって近寄る人もありません」

邻居就这样说道:啊,那个人啊,去年就过世了。因为她丈夫带着新妻子去了很远的国家,导致过度悲伤。然后就病倒死了。也没有人给她办葬礼,尸体也就那样放着了。因为害怕所以也没人敢接近。

「では昨日あったのは、女房の幽霊だったのか」そう思うと男は急に恐ろしくなり、そのまま逃げ出すとどこかへ消えてしまいました。

那么昨天见到的就是妻子的鬼魂了男子这样想着就感到万分恐怖,就这样逃得不见踪影。

【日本民间故事】不被祝福的恋人

今から四百年ほど前、長崎の町に、お小夜(さよ)という美しい娘がいました。

在至今大约四百年前,在长崎镇上,有个叫小夜的美丽姑娘。

お小夜はキリスト教を信仰するキリシタンで、その美しい姿は絵に描かれたマリアさまにそっくりなので、人々はお小夜の事を『マリアのお小夜』と呼んでいました。

小夜是信仰基督的基督教徒,她美得和画中画的利亚一模一样,所以人们称小夜为利亚小夜

その頃、与次郎(よじろう)という若者が、南蛮寺(なんばんでらキリスト教会)の門の前で花売りをしていました。

那时,有个叫与次郎的年轻人,在南蛮寺(基督教会)的门前卖花。

お小夜は毎日、与次郎の花を買っては南蛮寺にお供えしていたのですが、いつしか二人は恋仲になっていたのです。

夜每天都会买与次郎的花去南蛮寺供奉,但不知道什么时候开始两个人就相恋了。

やがて二人の事が、町のあちこちでうわさされるようになりました。

不久之后,关于这两人的流言就传遍了整个小镇。

お似合いの二人でしたが、まわりは二人を祝福してくれません。

明明是很般配的两个人,但是周围的人却并不祝福这两个人。

なぜなら当時のキリシタンには、他の宗派の男女と付き合ってはならないという厳しい(おきて)があったからです。

要说为什么,那是因为当时的天主教,有严格的戒律不许和其他宗派的男女交往。

ある晩、二人は人目をさけて浜辺で出会っていました。

有一天晚上,两个人避开别人的耳目,在海边约会。

ところがこれを、神父に見られてしまったのです。

可是这却被神父看到了。

捕まった二人は、神父たちにとても厳しいおしおきを受けました。

神父们严惩了抓到的两个人。

特に与次郎の方はキリシタンをたぶらかした極悪人として、長崎港の沖に浮かぶ『かぶと島』へ島流しにされたのです。

特别是对与次郎,把他作为拐骗天主教徒的罪大恶极之人,将他流放到了长崎港海面浮着的甲岛上去了。

「お小夜、夜になったらかぶと島をながめてくれ。わたしは毎晩赤い灯をともすから。赤い灯が見えるかぎり、私は生きているから」与次郎はお小夜にそれだけを言い残すと、かぶと島へ送られました。

小夜,到了晚上你就眺望一下甲岛。因为我每天晚上都会点红色的灯。只要看到红色的灯,就可以知道我还活着。与次郎对小夜只说完这些话后,就被送到甲岛去了。

それからというもの、お小夜は夜ごと浜辺に出てはかぶと島を眺めました。

从那之后,小夜每天晚上都会去海边眺望甲岛。

日も暮れる頃になると、島にボーッと赤い灯がともります。

在太阳落山的时候,小岛上就会扑哧地亮起一盏红灯。

その灯をながめては与次郎を思い、お小夜は涙を流すのでした。

小夜看着那灯,想着与次郎就会止不住流泪。

でもこれを、神父たちはこころよく思いません。「与次郎は、信者を惑わす悪魔じゃ。悪魔には、神罰が下さるべきだ」

可是对于这一切,神父们却并不高兴,他们说:与次郎是诱惑信徒的恶魔。对于恶魔,就应该接受神的惩罚。

次の日の夜、お小夜がいくら待っても、かぶと島に赤い灯はともりませんでした。

第二天晚上,小夜一直等着,可是却没有看到甲岛的红灯亮起来。

その日の夜明け、お小夜は何かにつかれたかのようにふらふらと歩き出して、一歩一歩、海の中に足をふみ入れたのでした。

那天凌晨,小夜像是被什么东西附体了一样,摇摇晃晃地走了起来,一步一步地迈向海里。

「与次郎さま。来世では、必ず結ばれましょう」

与次郎。来生一定要在一起啊。

翌朝、かぶと島の波打ち際に、並んで倒れている男女の死体があがったそうです。

听说到了第二天早上,在甲岛的浪打过来时,浮上来并排倒在一起的男女尸体。

本文来源:https://www.2haoxitong.net/k/doc/f46c456af61fb7360a4c654f.html

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